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2009年6月の記事

2009年6月28日 (日)

お引っ越し「IGA“快楽主義宣言”」

Photo 引っ越しました。新しい住所はhttp://iga-iga.com/iga-iga.com/です。新しいマンションの名前は「IGA“快楽主義宣言”」は変わらず、「週末更新 お気楽夫婦のお気楽生活ブログ」という長い看板が掛っています。内容は基本的には変わりません。ブックマークしてくださっている方は変更をお願いします。お蕎麦は画像だけで申し訳ありませんが、せいぜい眺めてみてください。ちなみに、72時間の間に順次切り替わって行く予定なので、前のUrlで見える人と、その内に見える人がいるかと思います。ご面倒かけますが、しばらくお待ちください。

基本的にはこのブログはアーカイブとして残す予定ですが、更新はしません。ちなみに、快楽ランチ探検隊、快楽写真集(こう書くとちょっとエロっぽい)などは消滅する予定です。ご注意ください。

申し訳ありませんが、リンク切れで見られなくなる記事、写真がでてきます。新しいサイトには過去の全ての記事を移行しています。そちらでご覧下さい。

4年余りの長い間、こちらの住所ではたいへんお世話になりました。新しい住所でも引き続きよろしくご愛顧の程、よろしくお願いいたします。

なお、引っ越し先の「IGA-IGA.com」という新しい街には、他にもたくさんの建物があります。そちらも併せてご利用ください。

「IGA-IGA.com」は下記の住所です。

http://iga-iga.com/iga-iga.com/

そちらでまたお会いしましょう!

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2009年6月27日 (土)

新サイトOPEN!「IGA-IGA.com」

1 想から3年、制作開始から1年余り。ようやく明日、新しいサイト「IGA-IGA.com」がスタートする。今まではブログの記事をカテゴリ別に書き散らして来た。ホテル、レストランなどのテーマ毎に検索できなくはないものの、自分の思い通りにはならない。かと言って、自分でHtmlを書き込む程の知識や時間がある訳でもない。昨春、独学でHPエディターなどを駆使してデザインしようと思ってトライしてみたものの、今ひとつピンと来ない。そんな時、仕事でご一緒だったワカモノたちが近くにいた。相談してみた。彼らの事務所に伺うと、ずらっと最新のマックが並んでいた。かつてのマックユーザの心が動いた。まずはマックを買うところから始めてみた。カタチから入るのは大事だ。そして昨夏。待望のマックがわが家にやって来た。

2 いて、自分が何をしたいのか説明した。彼らは私のブログの読者でもあったから「あぁ、IGAさん、それは面白いですねぇ。手伝いましょう!」と言ってもらえた。WEBデザイナーとプログラマーの最強コンビだ。まず実現の手段から検討した。今の私が仕事をしながらHtmlを書き込めるようになるまでに成長するとは思えない。現在利用しているココログには表現に限界がある。でも、ブログの記事を書くようにお気軽に更新したい。・・・ゼータクな話である。「じゃあ、WordPressというソフトを使って、オリジナルのデザインを作りましょう」ん?それは何だ?自分で何かをしなきゃいけないのか。「大丈夫です。2人でサポートします」こうしてマックの講習会を兼ねた「IGA-IGA.com構築プロジェクト」が始まった。

3 索性を最優先したいという私の希望は叶った。3人で話し合った結果、サイト、ブログ、カテゴリに階層を持たせることで解決した。「IGA-IGA.com」の下には従来の「快楽主義宣言」をはじめ、「お気に入りホテルカタログ」「食いしん坊夫婦のリピートレストラン」「お気楽シアターメモ」などのブログを配した。例えば「お気に入りホテルカタログ」の中には、海外、国内と大きくカテゴリを分け、さらにリゾート、パリ、ロンドンなどの都市別のカテゴリを設定した。そして、それぞれのホテル紹介の記事の下には、これまで書いた「快楽主義宣言」の記事へのリンクを付けた。つまり、客観的なデータを中心にホテルを紹介し、快楽主義宣言で個人的なコメントを読んでもらうという仕組み。

4 心の「快楽主義宣言」は、ほぼ今まで通り。ココログではできたことが一部できないけれど、検索性は以前のものより改善されたはず。全部の記事からWord検索もかんたんにできるようにした。カテゴリ別の記事の数も記載し、バックナンバーもスタートした2005年5月まで一覧掲載した。これはちょっと長く見難いけれど記事にリンクし易い。早い話が、自分たちが使いやすい便利なサイトになった。書き手側の利便性は増した。かなり嬉しい。読者不在?まぁ、個人のサイトなのでお許しを。とは言え、今まで以上に多くの方に読み、使っていただけたらもちろん嬉しい。感想、ご意見があったらお気軽にどうぞ。自分では改訂できない部分が多いので、アドバイザ2人が忙しい仕事の合間に作業することになる。なので実現までに時間がかかるだろうが。

いうことで、いよいよ明日、「IGA-IGA.com」スタート。打てば響く、超技巧のプログラマーN嶋くん、趣味の世界が近くとても気に入ったデザインを創ってくれたK藤くん、そしてうるさい読者としてアドバイスしてくれた妻に感謝。そして、このブログを読んでいただいている奇特な皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

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2009年6月21日 (日)

本日も開店!「トラットリア IGA by DEAN & DELUCA」

Photo_3Photo_2TRATTORIA(トラットリア)とは、イタリア語でカジュアルなレストラン、大衆食堂ぐらいのカテゴリ。リストランテの場合、アンティパストから始まって、プリモ・ピアット(最初の皿)からセコンド・ピアットと延々と続き、ドルチェで締めるコースになり、とても小食のお気楽夫婦では食べきれない。アンティパスト2品とメイン1品、それにサラダをオーダーしてシェアするぐらいがちょうど良い。すると必然的にトラットリアぐらいが量的にもぴったり。とあるマンションの中にあるBARが、最近トラットリアになったという噂を聞き、さっそく出かけてみた。

Photo_4 Photo_5 ニューは日によって大きく変わるらしい。その日のメニューはサラダが中心。魚介とオレンジのマリネ、オレンジ風味のニンジンサラダからスタート。ボイルしたムール貝、イイダコ、海老、などがたっぷり入ったサラダはオレンジとぴったり。あっさり味の爽やかな一品。白ワインに合う。続いて妻が選んだのはトマトのサラダとオリーブたっぷりのパン。大粒のオリーブがなかなか美味しい。「プレッツェルも食べて良い?」妻はハード系のパンが大好物。こうして選んだメニューを並べてみるとその日はイタリアンというよりNYCスタイルのメニュー。

Photo_6 インはチキンのタイ風ロースト。うぅっ、んまいっ!かなり美味しいね。「そりゃそうだよ、DEAN & DELUCAだよ」と妻。お気付きの方は既にイライラしていたかもしれない。そう、このトラットリアの正体は、お気楽夫婦の自宅でテイクアウトのデリを並べるだけのインチキ料理店。とは言っても料理自体は当然本格的。チキンのローストは温め直しでもジューシーで充分美味しい。エスニック系のスパイスが利いた味付けが食欲をそそる。合わせたインゲンと木の実のサラダも香ばしく旨うま。大きなクルミやアーモンドなどの数種類の木の実がこれでもかと入っている。これまた白ワインにぴったり。

理はイベントだなんて言ってるようじゃ、ウチではMARRくんのように1から料理作るのは無理だね」それはそうだ。でも大丈夫。ウチには専属シェフはいないけれど、世界各国の名シェフが付いている。選り取りみどりだ。その料理を美味しそうに盛りつけるのなら任せてくれ!「そうか、中華料理に“点心師”とか専門の料理人がいるように、ウチには専属“盛付け師”がいるわけだ」まぁ、そういうことだね。自慢するポイントが今日も違うが、和食だろうが、中華だろうが、イタリアンでも、沖縄料理でも、美味しそうに盛りつけて並べる“盛付け師”のいるトラットリア、本日もなんとか営業中。

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2009年6月20日 (土)

本日開店!「ビストロ MARR」

PhotoPhoto_2BISTRO(ビストロ)とは、フランス語でお気軽でカジュアルなレストラン、居酒屋を指す。「ビストロSMAP」ですっかり日本人にも馴染みのあることばとなった分、高級感ある、お洒落なイメージが定着した。美味しい料理も出す酒場といったところだろうか。梅雨時のある週末、お気楽夫婦のご近所に1軒のビストロがオープンした。シェフは10年以上スカッシュでご一緒している友人。その日はオープン記念にスペシャリテ(名物料理)を選りすぐったメニューでご招待頂いた。集まったのは同じスカッシュ仲間の友人夫妻3組。オーナーであるシェフの奥さまと合わせて8人でテーブルを囲んだ。

Photo_3Photo_4 ーブルの上には生ハムメロン、アスパラのフリットなどのアミューズが並ぶ。食前酒(またはウィルキンソン)を飲みながら久しぶりに揃ったメンバー同士、会話が弾む。「これ絶妙〜♪」サクサクのプティ パイが人気。遅れて登場したNYC帰りの友人(妻)が登場したところで乾杯。シャンパンがシュワシュワと幸せな泡を立てる。「ずっとシャンパンが良いですか。他の酒にしますか」と前掛け姿のシェフ。見ればカウンタの上に並ぶ酒の種類も豊富。じゃあ、マティーニを!「良いですねぇ♪ドライにしますか」好きなお酒を好きなタイミングで飲めるのもビストロの真骨頂。う〜ん、美味しい。

Photo_5Photo_6 菜はプチトマトとチーズのサラダ仕立て。少し酸味のあるソースが絶品♪うぅ〜ん、パンと良く合うね。ん?このパニエ美味しいけど、これもオリジナル?「ワッフルメーカーを使って焼き直すんですよ」「へぇ〜っ。やってみよう!」「ワッフルメーカーっていろいろできるんだねぇ」2人の奥さまからは絶賛の声。妻と言えばただパンを食むばかり。自分でやってみようとスタンスは全くないらしい。「だって作ってもらった方が美味しいじゃない♪」と妻。ごもっとも。「そうよねぇ。私もその方が良い」シェフの奥さまもにこにこと同意する。確かに、この料理の味だったらますますごもっとも。

Photo_7 Photo_8 メインの肉料理の後にはタコのパスタ。トマトソースが絶品。「美味しい〜っ♪」「このソース旨いね」「これどうやって作るの?」奥さまたちは相変わらずレシピを聞き出したり、作り方に興味津々。妻はもちろん関心は薄い。「食器もどれもお洒落だよねぇ」「この取り皿はウェッジだよねぇ」「サラダも美味しいね」「しっかし、プロみたいだねぇ」「ドレッシングはレモンが利いてるね」「あ、今日はそれだけ楽して気に入ってる市販のものを使ったんですよ」・・・お気付きの方もいるかもしれない。このビストロのシェフ、通称MARRくんはプロではない。他に仕事を持つれっきとした(?)アマチュア。お招き頂いたのは彼らのご自宅。

Photo_9 Photo_10いうことはドレッシング以外全部作ったってことだよね」「すっごいねぇ!」改めて驚く友人たち。「ウチだったらデパ地下で買って来て並べても料理作った感満載だよね」と妻。威張るポイントがどうかと思う。しかし事実だ。それにしても満足の夕餉。デザートのケーキも手作りだという。シェフはインテリアにこだわり、食器にこだわり、食材にこだわる男。仕事も忙しく、スカッシュもやり、多趣味の彼はいったいいつ寝ているのやら。「2時か3時ぐらいには寝てますよ」うぅむ。エネルギッシュだ。参りました。ビストロ MARRは、そんなシェフの絶品料理で不定期営業中。次回の営業の際も是非!

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2009年6月14日 (日)

ショートブレッドはお好き?「パインクッキー」

Photo Photo_2末のある日、スカッシュコートサイドで妻の歓声が上がった。「わぁ〜いっ!嬉しい。これ美味しいんだよね」と妻が珍しくはしゃいでいる。ハワイ土産としてパインクッキーをいただいたらしい。新型インフルエンザが世界的規模で蔓延する中、帰国後しばらくは外出を控えていたというスカッシュ仲間が、かなりの時間差で持ってきてくれたもの。パイナップル型やハート型のクッキーにチョコレートのディップを付けたもの。サクサクとした歯応え。確かになかなか美味しい。ところで、このパイナップルクッキー、「クッキー」と言っても正確にはショートブレッドのようだ。なるほど、それだったら日持ちもする。ショートブレッドはスコットランドの伝統的なお菓子。卵やミルクは使わずに砂糖、バター、小麦粉だけで焼いたもの。

Photo_3 う言えば妻は大のショートブレッド好き。イギリスに行った際、ショーウィンドウに並ぶ「ウォーカーズ」の赤い箱の山に目を輝かせていた。日本に輸入品として入って来ると必然的に価格は高くなり、アイテムも限られる。妻がウォーカーズの中でも最も好きなのがチョコレート・ショートブレッド。ショートブレッドをチョコレートでディップしたもの。確かにチョコレートチップが入ってるものは日本でも見かけるが、ディップタイプの全身チョコレート・ショートブレッドはほとんど見かけない。何年か前、成城石井本店で発見した際の妻の喜び方は半端なものではなかった。もちろん大量に、買い占めるように購入したことは言うまでもない。

Photo_4 こまで書いて気が付いた。妻が残業食としてよく食べている「カロリーメイト」もショートブレッドかもしれない。あのバー状の、穴がぽつぽつと空いている見てくれはショートブレッドそのもの。調べてみると、確かに製造元の大塚製薬のサイトでも「ヒントとなったのはイギリス・スコットランド地方のお菓子、ショートブレッド」と明記している。なるほど。妻のショートブレッド好きは一貫しているという訳だ。私もかつては登山の際の非常食用に購入したり、元気に深夜まで残業していた頃には良く食べてはいたが、妻ほどには積極的に好きというものではない。あなたはほんとにショートブレッドが好きなんだねぇ。

Photo_5 めてそう尋ねると「水分含有量が少ないものが好きなんだ♪」との答え。そうか、彼女が好きなものは他にも「カンパン」がある。(すっごく珍しいやつ)どちらも水分含有量が少なく、普通は飲み物と一緒でなければ食べ難い。なのに妻は「私は平気だもんねぇ」とカリカリと噛み砕く。ん?確か妻は防災グッズの中にカロリーメイトを入れていた。日持ちもするし、栄養バランスも良いから、なるほどと思ってはいたが、水分がなければカロリーメイトが食べられない私にとっては辛い。「だいじょ〜ぶ!いざとなったら水なんかなくっても食べられるさ!」とは言え、震災時に助かる可能性が高いのは・・・。

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2009年6月13日 (土)

ニュージーランド & スカッシュ再び「アオテア・ランギ」

Photo_2型インフルエンンザが南半球にも拡大し、ついにパンデミック(世界的大流行)が宣言された。世界保健機構(WHO)では警戒度を最高のフェーズ6に上げて注意を促した。昨年、スカッシュの世界大会(ワールド・マスターズ)に参加するために訪れた愛すべき国、ニュージーランドのことが心配だ。ということで、スカッシュをするためにニュージーランドを再び訪れた。場所は渋谷区恵比寿。どこがNZだ?疑問を持たれるのはごもっとも。正確な日本語を使って説明しよう。ニュージーランドへの旅で一緒だった仲間たちのホームコート「コナミ スポーツクラブ恵比寿」でスカッシュをした後、ニュージーランド料理の店「アオテア・ランギ」で食事をしようという企画だ。

Photo_3 2008年10月、かなり遅めの夏休みを無理やりとって出かけた羊の国。美味しく、美しく、実に良い国だった。良い旅だった。日本に帰ったらツアーに参加したメンバーで集まろう!と盛り上がった。ところが参加者の半分以上はスカッシュのインストラクター。平日も遅くまで仕事をしており、休日もばらばら。なかなかスケジュールが合わず、結局企画は中止。それから半年以上も経ったある日、企画(一部)復活のきっかけができた。仕事でご一緒のノルウェー系企業の社長(ノルウェー人)から再びスカッシュのお誘いがあった。彼のホームコートは恵比寿。ツアーで一緒だったメンバーとインストラクターが在籍しているクラブだ。さっそく連絡をして、メンバーの女性とコートで合流することになった。

Photo_5

久しぶりです〜♪」「元気だった?」そんなことばとは裏腹に、久しぶりという感じでもなく互いに挨拶を交わす。成田空港は別にして、日本で会うのは初めて。なのに不思議と違和感がない。1週間以上もツアーで濃厚接触していたためか、スカッシュ・シンドロームという同じ病に冒されているためか。でもNZでは試合三昧の日々。一緒にスカッシュをやってもいないことに気付く。それも不思議。ノルウェー人社長も合流し、お気楽夫婦と4人で交互にコートに入る。ふだん一緒にプレーしない相手とのラリーは新鮮。ニュージランド人社長も嬉しそうだ。「IGAさん、今日はとても楽しかったです。将来もやりましょう!」はいはい。そんな長期的に語らなくてもダイジョ〜ブですよ。また一緒にやりましょう。

Photo_6 カッシュの後は、ニュージランドへ。「アオテア・ランギ」の名物「グリーン・マッスル」に舌鼓。ポットに入ったグリーン・マッスル(ムール貝)を3種類のソースで食べ分ける。マオリハーブの大蒜バターソース、トマトソース、ゴルゴンゾーラ・クリームソース。えぇいっ!と3種類ともオーダー。かりかりのバゲットに良く合う。「どれも美味しいですねぇ♪ニュージランドではグリーンマッスルは食べられませんでしたね」「どの店でも料理が一気に全部出てくるのには驚いたよね」半年前の記憶とスカッシュという共通の話題を肴にニュージランドワインを飲む。旨い酒だ。良い夜だ。よし、もう1軒行こうか♪

近所の友人の同級生の店「ティオ・ダンジョウ」を横目に見ながら、前々職の会社の大先輩が経営するバー「OU」へ。それにしても良い街だよね、恵比寿は。「なんだか妙に恵比寿好きだよね。私以外の女性を大勢連れて来てるもんね」ふふふ、恵比寿には秘密があるのさ。「あ、そう」妻は軽くスルー。「またスカッシュしに来てくださいねぇ♪」あ、気を遣わせてすまんすまん。またぜひお邪魔します。

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2009年6月 7日 (日)

親娘の酒「山ほたる」「せつなとのきずな」高田酒造場

Photo気楽夫婦が通うスポーツクラブの近くに東京農業大学がある。箱根駅伝の常連校で、応援団の“ダイコン踊り”で有名だけれど、もちろんそれだけの大学ではない。地元の自治体や商店街と連携して生ゴミを有機肥料として活用する活動を行っていたり、応用生物化学部などというバイオサイエンスを学べる学部があったりする。そしてその学部の中に、全国でも唯一「醸造」という名前を冠する学科がある。その名も醸造科学科。早い話が“酒”の醸造を学ぶところだ。(もちろん、味噌や醤油、酢なども研究対象)これは凄い。大学で酒造りを学ぶのはどんな学生たちなんだろう。そんな学生の1人とスカッシュコートで知り合った。熊本出身、実家は造り酒屋。九州熊本だけに日本酒ではなく、造っているのは球磨焼酎。

週ニコタマの髙島屋でまた販売やってまぁす。良かったら来てくださぁい♪」大学4年生とは言え小柄で童顔の可愛い女の子。コートの外から彼女のプレーする姿を観ていると中学生ぐらいにしか見えない。けれど、いったん仕事の話になると、父親譲り(らしい)の情熱がことばの端から湧き出て来る。「担当の方に気に入っていただいて、最近は私だけで売場任されてるんです」父親の仕事を手伝い、年に何度か玉川髙島屋の酒売場でスペースをもらって販促している内に、すっかり“東京営業本部長”のような立場になったという。うん、分かった。ちょうど髙島屋に行く予定があるし、日曜日に売場に行ってみるよ。1ダースぐらい買えば良いの?「えぇ!そんなにたくさん?お願いします♪」・・・女の子には甘い私。

Photo_2川髙島屋の地下、酒売場は食品売場の面積の割には広いスペース。その日も九州の地酒(焼酎、泡盛中心)の試飲即売会以外にもワインの試飲即売を展開中。高田さん、来たよぉ♪「ありがとうございます。さっそくいろいろ飲んでみてください」まずは高田酒造場自慢の野生の花から酵母菌を採取して造ったという花酵母シリーズから。うん、旨い。フルーティで上品な米焼酎だ。続いて「山ほたる」という少量限定の酒。自家栽培の山田錦と岩清水を使った吟醸造りの酒。口に含むとふわっとした吟醸香。えっ?焼酎でしょ?日本酒だっけ?という味だ。繊細で優しい味わい。これは美味しいねぇ。まずはこれ買いだね。「ありがとうございます。次はこれを飲んでみてください。ちょっと面白い酒です」

Photo_3 渡された琥珀色の酒をひと口。えっ!なんだこりゃ!ウィスキー?オークの香りだ。「そうなんです。オーク樽とかシェリー樽で貯蔵した酒をブレンドしたものなんです」美味しぃ〜ぞぉ!これは♪「ありがとうございます。担当の方に気に入っていただいて、髙島屋のオリジナルでブレンドしたものなんです」瓶も焼酎らしからぬ、と言うよりウィスキーを意識した瓶と蝋で閉じたキャップ。酒のネーミングといいパッケージといい、お父さんはきっと酒が大好きなんだろうね。「はい。そうなんです。懲り過ぎてしまうところもあるんですけど」なるほど。娘が醸造を学ぶなどと宣言した時には、きっと独りで祝いの酒を飲んだんだろうなぁ。おしっ、これも買った。「ありがとうございます」

うして2本の球磨の美酒がわが家にやって来た。これで愛飲する酒が増えた。「山ほたる」は日本酒代わりに。「せつなとのきずな」はウィスキーのように。どちらも笑みが零れる味だ。「だからって、飲み過ぎでしょ。家で独りで飲んで二日酔いって言うのはちょっとどうかな」と妻。それだけ美味しい酒で、幸せな生活ってことでしょ。「酔っ払いの自己弁護にしか聞こえないけど・・・」うぅむ。

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2009年6月 6日 (土)

ヴァチカンの記憶(ネタばれ注意)「天使と悪魔」

Photo_2 20世紀が終わろうとしていた。2000年12月31日、お気楽夫婦はローマにいた。そして、当時のローマ教皇ヨハネ・パウロⅡ世の法話を聴いていた。そう、2人は経験なカトリック・・・ではない。年末からパリ、ニースと旅した最終目的地がローマ。21世紀の始まりを迎えるに相応しい場所はどこだろうかと考え、ヴァチカンを選んだのだ。ところが、前日から体調不良で寝込んでしまった私。食欲はなく、きちんとした食事は取れない。ホテルのベッドに入ったまま妻が買ってくるフルーツを食べる。それだけが唯一の栄養源。20世紀最後の日をうとうととベッドで過ごし、21世紀のはじまりをベッドの上で迎えた。ヴァチカンに行くことも叶わなかった。妻はベッドの隣で本を読み、読み終えるとテレビを視ていた・・・らしい。そこでずっと流れていた放送が教皇の姿と、サン・ピエトロ広場に集まった群衆の映像だった・・・らしい。(なにしろ私はずっと夢の中だった)

Photo_3 2009年6月。10年近く経って、ようやくそのヴァチカンにきちんと対面することができた。ひとつはダン・ブラウンの小説『天使と悪魔』というミステリで。そしてもうひとつはトム・ハンクス演じるハーヴァード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が活躍する映画『天使と悪魔』の映像で。ところで、映画では『ダ・ヴィンチ・コード』の続編と喧伝されいるけれど、続編では決してない。『天使と悪魔』がシリーズ第1作。主人公は同じでも物語に連続性はない。『ダ・ヴィンチ・コード』がレオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された謎を追うストーリーであったのに対し、『天使と悪魔』はカトリック教会の総本山、ヴァチカンの歴史と秘密を紐解く物語。ガリレオ・ガリレイとヴァチカン、そして現代まで続く科学と宗教の対立がキーワード。わずか1日の内に起きたできごととは思えないほど、濃密でスピード感溢れる展開。一気に読んでしまう面白さ。

Photo_4 して映画と小説ではかなり内容が違う。映画のエンディングロールでも、Based upon 「Angels & Deamons」 DAN BROWN と記されていた。小説での主要登場人物の1人は映画では全く登場しないし、セルン研究所でのヴィットリアの専門分野も違うし、ある重要な登場人物との関係も違う。ラングドンもラストのあるシーンに絡まない。そして何よりも暗号の解き方が小説と映画ではかなり違う。さらには映画では時間の関係で暗号の解読が速い。おいっ!速すぎないか!と突っ込みを入れたくなる。小説は文庫本で上中下3巻からなる長編だし、映画は154分の長尺とは言え詳細まで忠実に再現できない。だから映画は楽しめないかというと、そんなことは全くない。小説とは違う楽しみ方がある。

Photo_5 画『ダ・ヴィンチ・コード』がパリとロンドンの観光名所をカメラで辿ったように、『天使と悪魔』はローマとヴァチカンを巡る。体調のせいで観て回れなかったローマの名所旧跡を、ヴァチカンのサン・ピエトロ広場を、システィナ礼拝堂を観ることができた。それどころか、実際にヴァチカンを訪ねても観られなかった裏の顔をたっぷり観させてもらった。「そうかぁ、こんなとこだったんだぁ」映画を観終わった妻がナチュラルな嫌みをちょっと含んだ発言。えぇ、すいません。私のせいです。本来の体調だったら、あぁっ!ほらほら、あそこだぁ、行ったよね!という感想なのだろう。(妻はそんな大げさなリアクションは取らないけれど)でも、モノは考えようだ。次にイタリアを訪れた際に、きっと新鮮に語り合うのだ。あぁ、ここだ。小説では死んでしまった4人目の教皇候補者が映画ではラングドンに助けられた噴水は・・・などと。(いくつかネタばれ失礼♪)

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