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2005年5月17日 (火)

世界最高峰のファーストフード「南翔饅頭店/上海」

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その店の入口にはいつも長蛇の列があります。 ようやく順番が来て、持ち帰るのを待ちきれず、出来立ての熱々を店の周辺でほお張るカップルがいます。 輪になって座り込んで、分け合っている家族がいます。 皆、“はふはふ”と、実に美味しそうに食べている、ファーストフード店の風景。世界共通です。

ちょっと違うのは、食べているものが“小籠包”だということぐらい。包みたて、蒸したての、湯気が立ち昇る 蒸篭から手際良く発砲スチロールのお皿に入れられた小籠包。 二階に上がると、ちょっと慌しく相席の円卓で同じ小籠包が食べられます。 さらに三階に行くと、ゆったりとしたスペースで上海蟹味噌入りの小籠包などもいただけます。

この上海蟹味噌入が、がつんと美味しい。口に入れて噛んだ瞬間にジューシーで香り高い肉汁が ねっとりとした挽肉の餡と一体となって、記憶中枢にこびり付きます。忘れられません。 細く切った髭生姜と紅酢、この組合せも必須です。 接客が大雑把?無問題(ノー・プロブレム)。だって、そんなこと気にならない程、美味しいんですから。

あー、食べに行きたい。六本木にもある?そうなんですよね。私たちも行きました。 でも、やっぱりあれはファーストフード店の階上の、がさがさと騒がしい店で、 席に付くと小皿に乗せた生姜を人数分ぼんっと置いていく接客で食べる味です。

妻はこの小籠包を食べて以来、すっかり小籠包が好きになり、 どこに行っても小籠包をオーダーするようになりましたが、 あれ以上の味には当たらないと、いつもぶつぶつ言っています。 ・・・上海の南翔万頭店の小籠包には、そんな中毒性があります。くれぐれもお気をつけ下さい。

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